2023年03月04日

展覧会のお知らせ


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  1991.05.27 open ー 2023.03.25 closed

  2023年3月11日日(土)ー25日(土) 
  正午ー午後7時 / 土曜5時まで
  18日(土) 及び 月曜・日曜休廊

 | アーティスト |
GALLERY
 石川亮・今村遼佑・大洲大作・大森裕美子・垣内玲・柏原えつとむ・
 カッレ ランペラ・河口龍夫・日下部一司・倉智久美子・サムソン カンバル・
 菅木志雄・柳恵里・内藤礼・中ザワヒデキ・西山裕希子・林延子・
 福岡道雄・藤本由紀夫・冬木遼太郎・松井智惠・村岡三郎・森本絵利・
 山口牧生・芳木麻里絵
SHELFE
 浅野孝之・イチハラヒロコ・杉山知子・中ハシ克シゲ・森村泰昌・村上隆

  
 32年間、大変お世話になりました。
 皆様の温かいご支援、ご厚情に深く感謝申し上げます。
 何かと本当にありがとうございました。

posted by saigallery at 15:12| 展覧会

2023年01月05日

展覧会のご案内


柳恵里
  例えば、寄せただけ
 

 2023年1月21日(土)ー2月10日(金)
 正午ー午後7時 / 土曜午後5時まで
 月曜・日曜・祝日休廊

  ☞ トークイベント
  柳恵里 × 福元崇志 (国立国際美術館主任研究員)
  1月21日(土) 午後5時より
  < 要メール予約 / 定員20名 >

 → 作家コメント

例えば、寄せただけ
ただ、寄せただけ

作品がつくられる、何かが生み出されるとは、どこかから何かが寄り集まり、意志や意図もあり行動もあり、偶然や必然と共に寄り集まった物事が、形を変えて性質を変えて登場するようなことであろうか。何かが新しく生まれ出たと言っても、事物が寄せられただけでもある。(その辺で雑物や塵が溜まるようなことや、地形が生まれることと同じように思えることもある。)では、ここでの新しいこととは何であるか。なかったものが生まれる、とは、何が起きたのか。

写真は、ある日の我が家のテーブル上の状態である。私がそうしたのではない。作品のための配置ではない。日常のものが、たまたまそのように寄せられていた。たまたまとは言え、おそらく生活上の成り行きのような必然性がある。ここにおける作品とは、突然それを見ることから始まることである。それを見て、荒野で凄まじいことが起きているかのように感じることもあるのだ。

知っていることに限らず、知り得ないことであれ、おそらく当然のことである。驚くようなスペクタクルも当然なのであろう。見かけの規模は信用できるものではない。たとえさりげないように見えても、その出来事は途方も無いことなのかもしれない。事件と言うようなことかもしれない。思考し行動することで都度都度出来事と出会い、それが作品になっているとも言えるが、このことは、当然であることを思い知ることでもある。当然の出来事に、またしても見入る。
                             2023.1 柳恵里

<img src="http://blog.sakura.ne.jp/images_e/e/F074.gif" alt="コピーライトマーク" width="15" height="15" border="0" />2023 eri takayanagi.jpeg 


 → January Party
  The Third Gallery Aya、 Yoshimi Arts、 Caloと
   2月28日(土)より一斉に展覧会を開催。

    感染防止対策に勤めておりますが、
   今後も引き続き徹底してまいります。
   ご無理なき範囲で、皆さまに展覧会をご高覧
   頂けましたら幸いです。


  → お問い合わせは
    TEL : 06-6225-4115
    Mail : saiart@lime.ocn.ne.jp
posted by saigallery at 14:47| 展覧会

新年のご挨拶


 初春のお慶び申し上げます。

 旧年中は何かとお世話になりましてありがとうございました。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

  
                     2022年 正月
posted by saigallery at 13:51| 展覧会

お知らせ


◎ お知らせ

 森本絵利展は終了致しましたが、
 作品は14日 (土)まで展示しています。
 勝手乍ら、前日までのアポイントを
 お願い致します。

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2022年11月26日

展覧会のお知らせ

 
森本絵利 ー contour map ー

2022年12月6日 (火)ー24日(土)
正午ー午後7時 / 土曜午後5時まで
月曜・日曜・祝日休廊

→ 平面・オブジェ

→ 作家コメント

見えている(と思っている)世界、、、自身の感覚が捉えている限界の、そのもう少し先を想像してみます。限定的でとても恣意的に知覚し得るその世界の、もう少し外側、、、。

自分と世界の境界線はとても曖昧で、それは時々に両側を入り混じらわせ得る柔軟な膜のような存在に思えることがあります。

作品を制作する際、具体的なモチーフは(限定的で恣意的な)感覚で捉えられる、目の前でゆっくりと降り積もってゆく埃が織りなす絶妙な紋様のようなものや、あるいはぼんやりと触覚が伝えてくる湿度であったりします。ガラスに結露してゆく様子を眺めながら、次第に大きくなる水滴の質的変化が可視化される瞬間をとても貴重に感じるのだけれども、壮大かつ密やかな現象と呼ぶにはあまりにも当然のように、それらは膜のすぐ外側で淡々と繰り広げられているようです。

イメージを描かないようにするために、例えば微細な絵の具の点を画面に並べるというシンプルな行為に置き換えてみます、
私の感覚のままに「並べる」というのはモチーフに対して乱暴なふるまいであるような気がするので、写真を撮り、スケッチを重ね、あるいはそれらを拡大・縮小し、色や形の分類・統計をとるなどの試みを経て、少しでも対象に近づけはしないかと期待しながらの行いです。
しかしながら同時に、それらのプロセスすべてもまた自分勝手な限定的なものだと知ることであり、対象への途方もない距離を感じます。そして「微細な」絵の具の点というのも、果たして大き過ぎるのか小さ過ぎるのか、どの場所から対象を考えてみるかによってますます判然としなくなります。とは言え、時間をかけてひとつひとつの作業を積み重ねてゆく中で、不意に生じる誤差は何かしらモチーフが内包する揺らぎに似ているような気もして、好意的に思えます。
それぞれのモチーフに共通している私の興味の対象というのは、自身が見えている(と思っている)世界と、その外側との間の境界線あるいは膜、自体なのだろうと考えています。


→ 作品写真

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「contour map # humidity - blue grey (edge)」 2022年
パネルに綿布、アクリル絵具  257×364 mm (75,500 dots)


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2022年11月02日

展覧会のお知らせ


大森裕美子 _ day day day

  2022年11月8日(火)ー26日(土)
  正午ー午後7時 / 土曜午後5時まで
  月曜・日曜・祝日休廊

<作家コメント>
日々
小さな画面に向かう

重なりあう紙片の段差 塗り重なった塗料の起伏
意図せずできあがる好ましいフォルム
円形や矩形の配分について試行すること
そういったことの積み重ねの軌跡としてできあがる

話しのようなもの
風景のようなもの
感情のようなもの
何かではない何か

ここに なにが見えているのか
ここで なにがなくなっているのか
手先に在る感覚は喜びであったり
切なくなるようなものであったり

時たま 見返すと
ことんとおとなしく画面はただそこにあり
これはもう以前で 今日ではないのだ
それなら今日は今日の新しい感覚を探そうとなる

そうやってささやかな作業を続けるこ
わたしを勇気づけてもくれる
そうしてできあがる
コラージュとドローイングを展示します

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「photo collage」 2022  mixed media 210×148 mm




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2022年10月01日

GALLERY ARTISTS NEWS


◎ 垣内玲

  SUM_MER_2022
ヘルト・ロビンス、曽根裕、パヴェル・ビュフラー、エドワルド・サラビア、迎英里子、ワンタニー・
  シリパッタナーナンタクーン、会田誠、ロビン・ヘレラ、カッキー / 垣内玲
  シャーロット・デ・コック 、ノア・ラティフ・ランプ , 荒木悠 ,大和田俊 , 村上美樹 , パイサルン・オスカー アンピン   三村昌道 , 86B210、雨宮庸介、藤浩志、岩井成昭、リクリット・ティラヴァーニャ、大東忍、リボッセ・カ、
  エリオット・ショット、デイヴィッド・ヌジア、アニータ・バルトス 、新津保建秀 、アルメン・エロヤン 、黒嵜想   小倉拓也、居原田遥、長谷川新、西原a、黄身子、能勢伊勢雄

  会期:2022年10月5日(水)〜10日(月・祝)9:00〜21:00
  会場:秋田市文化創造館 3階 スタジオA3

  主催:GAnCV プロデューサー:𡈽方大
  企画・キュレーション:長谷川新、西原a、Tommy Simoens
  ロゴ・新聞デザイン:大槻智央
  制作補助:室津日向子
  新聞制作補助:山本夏綺
  助成:令和4 年度秋田市地域づくり交付金事業

  → https://akitacc.jp/event-project/summer-2022/


◎ 柳恵里

 「M・THERESIA・D・G・R・IMP・HU・BO・REG・ARCHID・AVST・   DUX・BURG・CO・TYR・1780・X」
  作家:大岩雄典、平田尚也、柳恵里、White Waters [玉山拓郎、C2D]
  会期:10月11日(火)〜10月30日(日)
     火-金 11.00-19.00 / 土・日 11.00-17.00 / 月曜日休廊
  会場:CADAN有楽町
: 企画:Satoko Oe Contemporary × TALION GALLERY

: →. https://cadan.org/satokooe-taliongallery/


◎ 芳木麻里絵

芳木麻里絵 個展「菓子模様」
2022年9月28日(水) ー 10月10日(火)
午前10時ー午後8時

島屋大阪店6階 ギャラリーNEXT
542-8510 大阪府大阪市中央区難波5-1-5
TEL : 06-6631-1101
(協力 株式会社藤澤萬華堂、御菓子司 對馬屋)

 ⇨ https://www.takashimaya.co.jp/osaka/topics/10_1_20210623150217/?category=art#contents

 ◎ 今村遼佑

  アーティスト:今村遼佑、小宮太郎
 キュレーター:植田憲司、はがみちこ、安河内宏法
 会  期:2022年9月24日(土)~10月10日(月・祝)
 休館日:月曜日(ただし10月10日は開館)
 会  場:京都文化博物館 総合展示(1階会場)
 開室時間:10:00~19:30
 主  催:京都府、京都文化博物館
 助  成:文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業

https://www.bunpaku.or.jp/exhi_kikaku_post/basement_01/ 


 ◎ 大洲大作

 大洲大作 Logistics / Rotations

 会期|2022年9月30日(金)〜10月10日(月祝) 18:30-21:00
 会場|JR・東急 蒲田駅 東口周辺
https://www.ota-bunka.or.jp/event/sponsored/ota_art_project/draw_in_the_city/logistics_rotations

 六甲ミーツ・アート 芸術散歩2022

 会期|11月23日(水祝)まで開催中 10:30-17:00
 会場|六甲山芸術センター 5階(風の教会エリア)
https://www.rokkosan.com/art2022/

posted by saigallery at 22:47| 展覧会

2022年09月26日

展覧会のお知らせ


◎ 藤本由紀夫
ーREADー

  2022年10月11日(火)ー29日(土)
  正午ー午後7時 / 土曜日午後5時まで
  月曜・日曜・祝日休廊

  ☞ アーティストトーク
  10月22日(土)午後5時より
  < 要メール予約 / 定員20名 >

 → 作家コメント

 READ

 一冊の書物を手に取り、それをひもとく、その行為のうちには、芸術的行為の
 可能性が秘められています。
 J.L.ボルヘス 木村 榮一 訳

 図書館での展示の体験から図書館は美術館のようになるべきであり、美術館
 は図書館のようになるべきであると確信するようになった。
 つまりアート作品は見るのではなく、読むものではないかと思うようになった。

 今回の個展「READ」では、「読む」という体験を空間として展開する。
 作品でありながら資料でもあるものを手に取り、ページを捲ることにより
 作品を体験することにより、読書行為としてのアートの在り方を問いたいと考えている。

 もはや人は見るのではなく、読むのである。
 G.ドゥルーズ
 
藤本-READ.jpf

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2022年08月20日

お知らせ


残暑お見舞い申し上げます。

倉智久美子展の会期は本日までになりましたが、
9月16日(金)まで作品は展示はしていますので、
見逃された方はぜひご高覧頂ければ幸いです。
勝手乍ら、前日までのアポイント制になります。
よろしくお願い申し上げます。
posted by saigallery at 13:16| 展覧会

2022年07月24日

展覧会のお知らせ


倉智久美子 展

2022年7月27日(水)ー8月20日(土)
正午ー午後7時 / 土曜日午後5時まで
月曜・火曜・日曜 休廊
◎ 7月30日(土) 午後 4 時より倉智久美子を語る会


⇨ 妹の高橋敬子さんより
 皆様にお世話になりました、私の姉、倉智久美子は
昨年十二月四日、長く暮らしたドイツ、デュッセルドルフ近郊の病院で、
癌の為、亡くなりました。

 もしも、私が技法と言えるものを持つとするならば、それはたぶん、
永遠にそれは本当は何かを、それに問うことであるような気がする。

 この文は、一九九七年に姉が書いた自身の作品について語った文章の中
に出てくる文です。変なことを言うなと、その時は思い、後には忘れてい
ました。しかし、二〇一一年に、ベルリンのミース・ファンデルローエ記
念館での展覧会全体のタイトルは、Auf die Frage で、日本語にすると「質
問する、問いかける」と言うような意味であると気付き、姉は、自身の作
り出したモノに、ずっと問いかけを続けていたのだなと感じています。
 
 描くと言う基本の行為に惹かれるのは何故か、そうしてできたものは何
なのか、アトリエの中で繰り返されたであろう、姉と、彼女のつくってい
るものとの対話を思い浮かべます。決して器用な方ではなかった姉は作る
のもゆっくりでした。「一つ作って、それと対話しながら次をつくる、で
きたなと思ってジーっと見て、自分が見飽きなくなったら、それは完成。
余分な思いが入るから、タイトルはつけない。」このようなことを言って
いたと覚えています。

 アトリエを片付ける時、何度も失敗してやり直したあとや、壁にかけた
作品を見ながらメモしたんだろうなと思う言葉もあり、頑ななまでに制作
に対して真面目に取り組んでいた姉を想いました。
 
 それが、そこに含まれる空間や距離や時間に問いかけるとき、そこに
は無限が含まれる。手にとって持つことのできる無限は厚みを持って壁か
ら立ちあがろうとする。彫刻のような「存在」がはじめにあるのではなく、
その厚みは折り重なる問いのかたちである。

 
 壁から立ち上がろうとする、折り重なる問い、のかたち
   
 姉は自身の展覧会場にはできるだけ居て、観にきてくださった方のご意
見を聞く事を大事にしていると、申しておりました。
ずっと続けられたのも、見にきてくださる方がいるからだと。
 ご高覧頂けましたら、大変有り難く思います。

         二〇二二年 七月   倉智(橋)敬子



 暑中お見舞い申し上げます。
このたび倉智久美子展を開催致します。
この展覧会は、本年4月に予定していましたが、昨年
12月4日に2000年から滞在されていましたドイツ・
デュッセルドルフで病いのため亡くなられました。
 ご冥福をお祈りしつつ開催致します。
ドイツからの輸送が難しい情勢で、日本に残されていた
作品を展示致します。
皆さまと惜別の時を過ごせれば幸いです。
ご来廊の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

                  
posted by saigallery at 17:11| 展覧会

2022年06月26日

ART OSAKA 2022 に参加致します。


大阪中之島中央公会堂で開催されますアートフェアに
参加致します。
私共は3階 小集会室 ブースNo, w4 (出口付近)です。

< 作家 >
石川亮、今村遼佑、大洲大作、大森裕美子、垣内玲、
柏原えつとむ、倉智久美子、柳お恵里、林延子、
藤本由紀夫、冬木遼太郎、森本絵利、芳木麻里絵


| Galleries Section |

2022年7月8日(金)―7月10日(日)
プレビュー : 8日(金) 13:00―20:00 ※招待者、プレス関係者のみ
一 般 公 開 : 9日(土) 11:00―20:00
: 10日(日) 11:00―17:00

会 場   : 大阪市中央公会堂 3階 (中集会室・小集会室・特別室)
〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-27
U. https://osaka-chuokokaido.jp

入 場 料 : 2会場チケット \2,500
Expandedチケット \1,000

要 予 約   → https://www.artosaka.jp/2022/jp/ticket/


| Expanded Section |

2022年7月6日(水)―7月11日(月)
一般公開 6日(水)・7日(木) 13:00―20:00
8日(金)~10日(日) 11:00―20:00
11日(月) 11:00―17:00
会 場 クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)
〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋4-1-55
U. https://www.namura.cc/


| 主 催 | 一般社団法人日本現代美術振興協会(APCA)
〒540-0012 大阪市中央区谷町5-6-7 中川ビル3-B
Tel:06-6777-8303
https://www.artosaka.jp/2022/jp/outline/
posted by saigallery at 22:55| 展覧会

常設展のお知らせ

  下記、作家の展示をしています。
  勝手乍ら不定期で開催しています。
  ご連絡の上、ご来廊ご高覧下さいませ。
  
◎ 常設
    | 垣内玲 | 倉智久美子 | 林延子 | 冬木遼太郎 |
    → 平面・立体・写真


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2022年03月24日

GALLERY ARTISTS NEWS


◎ 柳恵里

判断の尺度 vol.1
柳絵里|比較、区別、類似点
2022年4月16日(土)〜 6月10日(金)
12:30〜19:00 日月祝休
ゲストキュレーター:千葉真智子(豊田市美術館学芸員)

gallery αM
〒101-0031 東京都千代田区東神田1-2-11アガタ竹澤ビルB1F
tel: 03-5829-9109 fax: 03-5829-9166 mail: alpham@musabi.ac.jp

→ https://gallery-alpham.com/access/



柳恵里
2022年3月14日(月)ー19日(土)
12:00ー19:00 (最終日-17:00)

MUSÉE F
東京都渋谷区神宮前44-17-3 アーク・アトリウムB03
TEL: 03 5775 2469
http://www.omotesando-garo.com
posted by saigallery at 17:22| 展覧会

2022年03月06日

展覧会のお知らせ


大洲大作
flow / float


2022年3月15日(火)ー4月2日(土)
正午ー午後7時 / 土曜日午後5時まで
月曜・日曜・祝日休廊

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flow / float - Dojima River (near Tamino-bashi Bridge #1)
   2021年 インクジェットプリント 300×450mm



< 作家コメント >
川の街に生まれ育った。いつか幾つもの川を渡り、風にゆられた。

堂島川、土佐堀川、安治川、木津川、横堀、道頓堀、そして淀川。
川の街、繊維の街、八百八橋の大阪もやがてうつろう今ひとたび、
澪から水面を見つめ、ゆれる光に街をうつしてみる。


< プロフィール >
1973年大阪市生まれ。横浜市在住。1994〜95年に大阪国際写真センター(現 IMIグローバル映像大学)にて学ぶ。
1997年龍谷大学哲学科卒業。
近年の主な展示に、大洲大作 Loop Line(eitoeiko 2022)、富士の山ビエンナーレ(静岡県 2020)、大洲大作 未完の螺旋(京成電鉄 旧博物館動物園駅 2019)、めがねと旅する美術展(青森県立美術館、島根県立石見美術館、静岡県立美術館 2018-19)、あいちトリエンナーレ×アートラボあいち窓から。(アートラボあいち 2018)、ラブラブショー 2(青森県立美術館 2017)、光路(サイギャラリー 2015)、始発電車を待ちながら(東京ステーションギャラリー 2012- 13)ほか。
写真を軸に、人の営みを光と影の移ろいとして捉えなおす行為を続けている。代表作に「光のシークエンス」「Loop Line」など。


< 追記 >
大阪を流れる川の水面に、街の風光をさまざまにうつす本作は、 堂島川に面して建つ、東洋紡ビルディング(東洋紡本社ビル)の、 コミッション・ワークとして制作された。
作品は、大阪市北区堂島浜2-2-8、東洋紡ビルディングの1Fおよび2Fロビー、 3F〜12Fエレベーターホールに設置されています。



< 会場作品写真 >
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posted by saigallery at 22:29| 展覧会

2022年01月04日

展覧会のお知らせ


星をみる
芳木麻里絵 個展


2022年1月18日(火)ー2月12日(土)
正午ー午後7時
月曜・日曜・祝日休廊/土曜日5時まで

☞ January Party 1月29日(土)午後4時より
但し、コロナの感染状況により中止に致します。

感染防止対策に勤めておりますが、
今後も引き続き徹底してまいります。
ご無理なき範囲で、皆さまに展覧会をご高覧
頂けましたら幸いです。


< 作家コメント >
私たち人類は、いつの世にも星空をながめ、その美しさに感動し、その光の先にある宇宙の真実を探求してきた。
星は季節の巡りを知らせ、暗闇の中でも向かう先を示し、そして死んだのちに帰っていく信仰の対象にもなっていた。
1609年ガリレオガリレイが望遠鏡による天体観測を始めた事で、宇宙はより身近なものとなり、私たちは星について多くのことを知ることになった。いまでは数多の人工衛星や宇宙探査機から送られてくる天体写真は、光の粒でしかなたっか星々の美しい姿を私たちに教えてくれる。しかしそうして真の姿を現したかのような星の姿も、実はさまざまなフィルターを通して可視化され、着色されたイメージでしかない。決して現実には存在しないイメージ。しかし私たちはそれはリアルだと思いながら眺めている。

本作では、二次元の中にしか存在しえない天体写真に奥行きを与え、現実の中にイメージを析出させることを試みる。その際に火山灰を練り込んだ特殊なインクでイメージを刷り重ねた。火山灰は厳密には灰ではなく、地球という天体の奥深くでいままさに生成された微細な鉱物たちである。宇宙的なスケールと私たちの生をつなぐ火山灰の質感は、何光年という距離の隔たりの先にある星たちの確かな存在を析出させてはくれないだろうか。


posted by saigallery at 19:24| 展覧会

展覧会のお知らせ


星をみる
芳木麻里絵 個展


2022年1月18日(火)ー2月12日(土)
正午ー午後7時
月曜・日曜・祝日休廊/土曜日5時まで

☞ January Party 1月29日(土)午後4時より
但し、コロナの感染状況により中止に致します。

感染防止対策に勤めておりますが、
今後も引き続き徹底してまいります。
ご無理なき範囲で、皆さまに展覧会をご高覧
頂けましたら幸いです。


< 作家コメント >
私たち人類は、いつの世にも星空をながめ、その美しさに感動し、その光の先にある宇宙の真実を探求してきた。
星は季節の巡りを知らせ、暗闇の中でも向かう先を示し、そして死んだのちに帰っていく信仰の対象にもなっていた。
1609年ガリレオガリレイが望遠鏡による天体観測を始めた事で、宇宙はより身近なものとなり、私たちは星について多くのことを知ることになった。いまでは数多の人工衛星や宇宙探査機から送られてくる天体写真は、光の粒でしかなたっか
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 新年のご挨拶


 初春のお慶び申し上げます。

 旧年中は何かとお世話になりましてありがとうございました。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

  
                     2022年 正月
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2021年11月04日

GALLERY ARTISTS NEWS


◎ 芳木麻里絵
 
  ☞
  特別企画展「フロム・ジ・エッジ ―80年代鹿児島生まれの作家たち」

 10月14日(木)ー11月7日(日)
 午前9時30分ー午後6時 (入管は午後5時30分まで)

 出展作家
 今和泉隆行 / 篠崎理一郎 / 篠原愛 / 橋賢悟 / 七搦綾乃 / 宮内裕賀 / 芳木麻里絵

 入場料
 一般:1,000円 (前売り700円)
 高大学生:800円 (前売り500円)
 小中生:600円(前売り300円)

 アーティストトーク
 芳木麻里絵
 11月7日(日) 午後2時~

 鹿児島市立美術館 一般展示室

 892-0853 鹿児島市城山町4-36
TEL:099-224-3400

https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/exhibition-fromtheedge2021.html


  ☞ 芳木麻里絵 展 
    Precipitation
 

  2021年11月13日(土)〜11月21日(日)
  午前10時ー午後4時 
  開館日:土曜日、日曜日 
  入場料300円(大角地区在住の方、高校生以下は無料) 

  私立大室美術館 
  三重県津市白山町川口731
  TEL:080-1217-6522


  ◎ 今村遼佑

   ☞ グループ展 「それはなまざしか」
   出品作家:今村遼佑、小池芽英子、児玉靖枝、船井美佐、光島貴之
   2021年10月1日 (金) – 10月31日 (日) 
   11:00〜18:00、金・土は 19:00 まで
   休館日:月曜日
   観覧料:300円(小学生以下、障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料)
   
   アトリエみつしま Sawa-Tadori
   京都府京都市北区紫野下門前町44
   TEL: 075-406-7093
   → https://mtsm.jimdofree.com/


  ☞ 個展「ねじれの位置と、木漏れ日」

  2021年11月6日(土) – 12月25日(土)
  open [水・木] 12:00 – 17:00 / [金・土] 12:00 – 19:00
  close [日・月・火]

  See Saw gallery + hibit 
  愛知県名古屋市瑞穂区密柑山町2丁目29
  TEL: 052-833-5831
  → http://www.seesaw-gallery.com/

posted by saigallery at 18:58| 展覧会

2021年10月07日

お知らせ


今村遼佑展が今週土曜日までとなります。
爽秋の心地よい季節になりました。
ご高覧頂ければ幸いです。


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「Untitled(2021年8月と9月の木漏れ日)」  2021 
 LED、計測した光のデータ、導線、電子回路 サイズ可変

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「ゼリーと羊羹 夏の風 #1」  2021 
 透明水彩、アクリル絵具、メディウム、キャンバス 410×318 mm / 2点組


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「ゼリーと羊羹 夏の風 #2」  2021 
 透明水彩、メディウム、キャンバス 410×318 mm / 2点組


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「ゼリーと羊羹 夏の風 #3」  2021 
 透明水彩、アクリル絵具、メディウム、キャンバス 410×318 mm / 2点組

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「ゼリーと羊羹 五月の草むら #8、#9」  2021 
 透明水彩、アクリル絵具、メディウム、キャンバス 333×242 mm


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「ゼリーと羊羹 夏の風 #4」  2021 
透明水彩、メディウム、キャンバス 455×380 mm

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「未定 」  2021 
 透明水彩、メディウム、キャンバス 410×318 mm

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「いつかのこと #12 (2021.9.9 13:54)」  2021 
 木の枝、計測した光のデータ(2021/9/9 13:54 )、
 LED、導線、電子回路、電池、アルミボックス サイズ可変

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「いつかのこと #11 (2021.9.9 13:56)」  2021  木の枝、計測した光のデータ(2021/9/9 13:56 )、
 LED、 導線、電子回路、電池、アルミボックス サイズ可変
「境界線上の光(2020/5/22 17:52 アトリエの木漏れ日)」  2020 
 瓶、LED、電子回路、計測した光のデータ、電池 Φ130×250 mm


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posted by saigallery at 16:41| 展覧会

2021年09月08日

展覧会のお知らせ


今村遼佑 「永くて遠い、瞬きする間」
  
9月14日 (火)ー10月9日 (土)
正午ー午後7時
月曜・日曜・祝日休廊 / 土曜日5時まで  

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左 :「ゼリーと羊羹 五月草むら #2 」 右 :「ゼリーと羊羹 五月草むら #3 」
2021年   透明水彩、メディウム、キャンバス   撮影:前谷 開



<コメント>
「五月のそよ風をゼリーにして持つて来て下さい」という
立原道造が病床で見舞いに来た友人に云ったという言葉を
もとに、今年5月の展覧会に向けてゼリーみたいな絵の
シリーズを描き始めた。「風を食べたい」という感覚に、
新鮮な驚きと同時に心地よい共感を覚える。
思えばこれまでの自分の作品も、固体と液体のあいだの
ゼリーような不確かな状態で、消え去っていくものを繋ぎ
留めようとするものが多かった。
その確かさと不確かさの間にこそ、刹那的なものを永遠な
ものに感じさせる力があるのだと思う

<略歴>
1982年京都府生まれ、2007年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。
日々過ごすなかで記憶に残ってくるものや、ふとした気づきをもとに、
ものごとの確かさと不確かさを探求するような作品を手がける。
近年の展覧会に、個展「永くて遠い、瞬きする間」(FINCH ARTS、京都、
2021)、「みえないものをみる」(MA2 Gallery、東京、2020)、
個展「そこで、そこでない場所を」(eN arts、京都、2018)、個展
「雪は積もるか、消えるか」(アートラボあいち、2018)、グループ展
「光路」(サイギャラリー、大阪 2015)、など。
16年よりポーラ美術振興財団在外研修員として1年間ポーランド・
ワルシャワに滞在。



→ 緊急事態宣言が延長されるような状況の日々ですが、
  感染対策を徹底し開催致します。
  ご無理のない中、ご高覧頂ければ幸いです。


posted by saigallery at 18:09| 展覧会